結婚式招待状の消印

結婚式招待状の渡し方

結婚式の前はいろいろ準備があって忙しいものです。誰にスピーチを頼もうかとか、当日の席順など相談しないといけないことがたくさんあります。

結婚式招待状の発送もそのひとつです。本来は手渡しで、「よろしくお願いします」と言葉を添えて渡すのが正式な手順です。しかし、遠方の人のところに、わざわざお願いにあがる時間も費用も大変ですので、郵送が一般的になっています。なかなか会えない人もいますし、郵送でも失礼にはあたりません。

ただ職場の上司など、毎日会うような人には直接渡した方がよいでしょう。招待状は糊付けしないで、たとえ手渡しでも返信用の切手は貼っておくのがマナーです。手渡しする日柄は大安や友引が好ましいといわれていますが、なるべく早く出欠を確認して、次の準備をすすめていきたいので、日柄を選んでいるとそれがだんだん遅くなってしまいます。ですから、最近では仏滅でなければ良いとされています。

結婚式招待状と消印

では、郵送する場合の消印はどうでしょうか。それも同様です。結婚する二人がどうしても大安にこだわりたいというのなら、大安の日に郵便局の窓口に持参してください。ポストへの投函は、回収時間によって消印の日付がずれてしまう危険があります。それに封筒の角などが折れてしまったりする場合もありますし、回収時に雨が降っていたら濡れてしまうかもしれません。直接窓口に持って行く方が安心です。しかし、多忙でどうしても郵便局に持って行けないなら、大きめの封筒に結婚式招待状をまとめて入れて、封筒の表に「結婚式招待状なので取り扱いに注意してください」と書いておくとそのように対応してくれるそうです。こちらの日付も最近では、仏滅でなければいいと考えられています。しかし、両親が気にする場合もありますし、おめでたいことなのでやはり大安か友引を選んだ方が気分的にすっきりするかもしれません。後悔しないためにもその方がいいでしょう。やむなくポストに投函する場合は、回収時間に気をつける必要があります。

結婚式招待状に貼る切手は慶事用にします。招待状によって重さが異なるので、郵便局で確認してください。切手を貼る位置は招待状が縦書きの場合は左上、横書きの場合は右上にしてください。なぜなら、消印は自動押印機にかけられて押されるので、切手と消印の位置が離れてしまうことになりかねません。

結婚式の決まり事は招待状ひとつをとってもたくさんあります。それでも、これからの二人の幸せな未来のために頑張ってこなしていきましょう。

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